2026 Collection vol.2

肌の露出が増え、アクセサリーが映える長い夏がやってきた。
太陽を受けて強く反射する、シルバーの肌。ふとした瞬間のきらめきを逃さない。
艶とマット、流線とシャープ、質感のレイヤーで視線を集める。

シルバーをずらし重ねたような造形のバングルは、シルバーの肌にかけた18Kゴールドが、陶器を彩る釉薬のたまりのように残り、艶を与える。
有機的なパーツが連なるチェーンは、シルバーとゴールドのコンビを、オニキスの黒いドットがクールに繋ぐ。
ゴールドとシルバー、マットと艶……質感の奥行きが夏の肌に眩しく映える。

自分とは違う存在の融合、接合、理解。
修復の技術である「金継ぎ」は、継ぐことで再生するだけでなく、新たな表現を開くものとして発展した。
このコンビボールピアスは、異素材を組み合わせる、金継ぎの「呼継ぎ」と呼ばれる技法からインスピレーションを広げた。
ブルーグリーンタイガーアイのブルー、あるいはオニキスの黒。水底のような静けさで、耳もとに点を打ち、シルバーがみずみずしく揺れる。

割れたり欠けたりした陶に漆と金などで修復する「金継ぎ」は、新たな価値と美しさを放つ。傷や欠けといった破損を、「景色」として捉え直す見立てに倣い、ジルコニアのブラックとクリア、いずれかが溝にきらめきを添えたリングとピアス。揺らぎの中に、かすかなきらめきをキャッチして。

リングの重ね付けにルールを決める。繊細な溝に見え隠れするジルコニアとシルバーのねじりが、指先に印象的なアンサンブルを生む。
凹凸のニュアンスが重なり、スキニーなブラックドレス、あるいはTシャツとデニムといった究極のシンプルを、静かに響くスタイルに仕上げる。